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がんになっても住みよい街
- 投稿日:2017年 9月 4日
- テーマ:その他
「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017」の一環としてのチャリティ活動が先の週末開催されました。
妻が実行委員の一人ですので、様子を見に参加。
このイベントのメインはリレーウォーク。
24時間仲間や有志がリレーしながら歩き、
24時間がんと戦っている患者さんを
絶え間なくサポートすることを意識するものです。
みちのく民族村での開催はロケーションもよく、
私も2周程気分良く歩いてきました。
国立がん研究センターがん対策情報センターの2013年データによると、
生涯でガンと診断される確率は男性で62%、女性で46%。
これが「日本人の2人に1人がガンになる」という根拠。
ガンと診断される人が増えているのには、診断技術の向上も関係しているが
「半分の確率でガンになる」といわれると、誰でも不安になる。
しかしながら医療の進歩により早期がんの生存率はアップしている。
このイベントはこの不安をあおるのではなく、
誰もがかかり得るがんを身近に感じていただき
がんとなっても住みよい街を目指すことを意識する
ことから始めようというものだと感じた。
帰りに展勝地のお餅を買って帰っただけの私は
花より団子なので妻から戦力外通知を受けとり退散。
餅が美味いなあ~!
志を立てる職場体験学習
- 投稿日:2017年 9月 2日
- テーマ:理念
これは何んでしょうか?
先日北上中学校の職場体験学習で受け入れた二人の生徒さんが
書いた「お役立ち山」です。
「お役立ち山」とは、山登りに例えて書く志になります。
自分の個性を活かして世界一ありがとうを集めるのが
その人のお志事になります。
最初の生徒さんは、「プログラマーになり子どもから大人まで楽しめるゲームを
作る」という志を立てました。
二人目は、「みんなが笑顔になる仕事をする」という志を立てました。
職業は単なる手段です。志が目的となります。
早い時期に人生の目的を決め、社会という大海原に出る準備をすることが大事です。
絆すてーしょんの職場体験学習は目的を決めてから
実際に現場での体験をしていただくのが通例となっております。
私は、二人の志を全力で応援しています!
職場体験学習一日目は便所掃除から
毎年この時期になると中学生の職場体験学習の受け入れがあります。
今年は北上中学校の2学年生2名が絆すてーしょんに学びに来ております。
朝はトイレ掃除から始まります。
二人の生徒は文句も言わず(言わせず)素手でトイレを磨きます。
きっと自宅でもやったことのないトイレ掃除だとは思いますが
嫌な顔もしないでやっていることが素晴らしいです。
私たち大人が何ごともなく普通に素手で掃除するからでしょう!
朝礼では理念を唱和し、皆とベクトルを揃えます。
弊社の職場体験学習の初日は必ず社長講話があります。
生徒に自分の人生経営の社長になって頂くために
志を立て、自分との約束をさせるものです。
この社長講話には必ず台湾で岩手三賢人と呼ばれている偉人が登場します。
後藤新平先生、新渡戸稲造先生、伊能嘉矩先生です。
偉人の志を聞いた後に自分がどんなことで世の中のお役に立つのかを
作文にして頂きました。
最後に感動物語コンテストの過去の作品を鑑賞。
今回は酒井商会さんの「心のコップは澄んでいますか」という作品を観て
なぜ挨拶が大事なのかを学びます。サカレンジャーの登場は大うけしていました。
「愛の反対は無関心」「挨拶しないのは相手を無視することになる」など・・・
職場体験学習は単に仕事の一部を体験することではありません。
仕事をするとはどんなことなのか
「やり方」ではなく「あり方」を学ぶ場だと考えています。
他の生徒が他社でどんな体験をしているのかは知りませんが
大人の本気の姿を見せる格好の場であることには違いありません。
身近にいる大人が誇りをもって生き生きと働いている姿こそ
一番の学びとなることでしょう!
さて明日は現場で実際に作業をしてみます。