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読書は格闘技

  • 投稿日:2017年 12月 5日
  • テーマ:

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書籍を読むとは、単に受動的に読むのではなく、著者の語っていることに対して、 「本当にそうなのか 」と疑い、反証するなかで、自分の考えを作っていくという知的プロセスでもあると滝本哲史氏。
元々、世の中には最初から何らかの真実があるわけではない。それは、様々な考え方を持っている人達が、議論を戦わせることを通じて、相対的に今の時点でとりあえず正しそうなものが採用されているに過ぎない。今日正しいとされる考え方も、明日には新しい考え方に取って代わられるかも知れないようだ。

この本の面白いところは、相反する主張の本の要点をまとめて読者に提示することである。
この要点についても筆者の主観が入ってくるが、その差を面白がり深堀するのは私たち自身である。
瀧本氏は京都大学の学生に人気の准教授だという。
私も機会があればお話を聞いてみたいと思う。

明日ありと思う心の仇桜

  • 投稿日:2017年 12月 4日
  • テーマ:その他

我が家の菩提寺・玄賀山光林寺は浄土真宗本願寺派。
浄土真宗の開祖、親鸞聖人がまだ幼かったころ、その幼名・若松麿を捨て9歳で得度したときに詠んだ歌がある。
幼くして父母を亡くした若松麿が出家を願い出て剃髪しようとした時、いたいけな姿を見守る周囲の一人が「時間も遅いし明日にしてはどうか」という言葉に対する返答だった。
「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
 明日もまだ咲いていると思っている桜も、夜中に嵐が来て散ってしまうかもしれない。
「人の心はいつ変わるとも知れず、せっかくの決意も一夜で霧消してしまうかもしれません。どうぞ情けはお捨てになって、髪を剃ってください」

9歳とは思えない覚悟である。

さて東日本大震災から6年と9カ月になろうとしている。

喉元過ぎれば熱さどころか、飲み込んだことも忘れてしまう私。

いつかいつかと思ったら、今!



一人の百歩よりも百人の一歩

  • 投稿日:2017年 12月 3日
  • テーマ:理念

私が教えを乞う臥龍こと角田識之さんがよく使う言葉に「一人の百歩よりも百人の一歩」がある。
そこでこの言葉の出所を調べてみるが誰が最初かははっきりしない。
ある人の語録を見つけたので紹介します。

永守重信(日本電産創業者)語録集より
「会社経営の要諦はどこにあるのかといえば、一人の社員の百歩に頼るのではなく、百人の社員に一歩ずつ歩んでもらうという地道な前進をいかに継続させていくかにあると思っています。このポイントを読み誤っている経営者は少なくありません。優秀な成績をあげる社員、ずば抜けた能力を持った社員を大事にするあまり、一人の百歩よりも百人の一歩のほうがはるかに会社を強くすることを忘れてしまっているのです。だから会社はいつまでもその一人の社員に頼り、強くなることができないのです」

社長とは、組織をマネジメントする人のサポートや育成が仕事。
いつまで一人の百歩にたよっていては成長はないと言葉を噛みしめる。




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