サクラの名前の由来
- 投稿日:2022年 4月17日
- テーマ:その他
今日の日曜日、桜の名所北上展勝地には沢山の花見客が出て、
珊瑚橋付近は大渋滞!
3年ぶりの桜まつりも大盛況のとのことです。
さて「さくら」という名前の由来について調べてみました。
多くの説がありますがどれも確証は得られていませんので、
私が好きな説を2つご紹介いたします。
①「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)」からきている説
古事記や日本書紀に登場する「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)」が由来とする説になります。
富士山の上空から桜の種を蒔いたという逸話があり、「さくや→さくら」に変化したと考えられます。
②「田んぼの神様」からきている説
桜は「豊作をもたらす田んぼの神様が宿る木」と考えられていました。
「さ」は稲の精霊、「くら」は稲の精霊が降臨する場所を指す古語で、
このふたつが組み合わさって「さくら」となったと考えられます。
昔から自然と共に生きてきた私たち日本人にとって、
上の2つの説は春の訪れを知らせる「さくら」をイメージして
共感されやすいものだと思います。
由来はともあれ、桜を目にすると誰もが優しく
なれるのは何かしら日本人の遺伝子に組み込まれた
大切な秘密があるのかもしれませんね。
石川シュウジ