なぜ笑うとえくぼができるのか?
- 投稿日:2022年 2月20日
- テーマ:理念
月12日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」で、
「なぜ笑うとえくぼができるのか?」という人体の疑問について番組で紹介されていました。
結論は「人類が平和と幸せを求めて進化してきたから」になります。
以下に簡単にご説明いたします。
生物の進化の過程で、哺乳類になって初めて皮膚にくっついた表情筋が生まれました。
そして、人類の祖先であるサルになると、顔の毛が少し退化して抜けてきて、表情が表れるようになってきます。
相手に、敵意がない服従をするというサインを示す時に、
唇を開けて相手に表情を使って伝えることが、
できるようになりました。
これが笑いの原形といわれているものです。
サルの表情筋を調べると、口まわりや口角を引き上げる筋肉が、
他の哺乳類よりも更に発達しています。
しかしサルにはまだ「えくぼ」はありません。
ヒトの笑顔をつくる表情筋は、口まわりや口角を引き上げる筋肉の他、
笑う筋肉など、複雑に細分化しております。
これは脳の発達により、感情に伴った さまざまな表情をするようになったことで
顔の表情筋がサルよりも細かく薄く進化したと考えられているからです。
(この後番組では詳しい人体の内部の仕組みについて解説しておりましたが、省略いたします。)
えくぼの秘密はいかがでしたか?
えくぼになぜかしら惹かれるのには理由があったのです。
幸せを求めて進化しているのが私たち人間なのです。
下品と言われようが大きな口を開けて歯を見せる、
「ワハハ!」と笑う人には、幸せが待っています。
石川シュウジ